パフリングの持つ役割とは？ | コラム | 東京都葛飾区 亀有駅【ベースランド】

ヴァイオリンやコントラバスにあるパフリングには、一体どのような役割があるのでしょうか。
普段目にしていても、役割まで意識していない方もいらっしゃいますよね。
そこで本記事では、パフリングが持つ役割について簡単に解説します。
▼パフリングの持つ役割
ヴァイオリンやコントラバスなど、弦楽器のフチに沿って埋め込まれている黒い二重線の装飾がパフリングです。
パフリングがあることで、楽器のデザインが引き締まって美しく見えます。
しかしパフリングの持つ役割は、装飾だけではありません。
楽器の表板や裏板には木目があるため、衝撃や乾燥があるとどうしても割れが生じてしまいます。
そこで、割れの進行を防ぐために施されているのがパフリングです。
パフリングは、専用の道具を使って溝に埋め込まれています。
■パフリングに使われている素材
パフリングの黒い部分に使われているのは、次のような素材です。
・黒檀
・クジラのひげ
・染色した紙
・西洋梨の木
また最近では、カーボン製のパフリングもあります。
▼まとめ
パフリングは、ヴァイオリンやコントラバスなどの楽器を美しく装飾してくれます。
さらに衝撃や乾燥などによって生じた割れの進行を食い止めるのも、パフリングが持つ重要な役割です。
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